本を読もう!

(”laotourの離れ3”から母屋へ移設)
”島田荘司選 ばらのまち福山 ミステリー文学新人賞” の受賞作品、本屋大賞選定作品、等の、読書メモ(簡単な読後感など)を書いてみようかと思い立った。

最先端の技術を駆使する車の自動運転技術。
その技術システムの一般道路での実証実験中に発生した事故。しかも同時期に会社に対して脅迫のメール···明らかに社内情報が盗み出されており、自動運転技術システムに対しても攻撃出来るような文言···この事故は本当に運転技術システムに対する攻撃が原因なのか?
メーカーの開発部門、警察の関係部署による必死の原因究明・捜査が続く。しかし、なかなか事故の原因・真相が見えてこない。
事故は殺人かとも思わせるところもあるが、ではその動機は?犯人の狙いは?
捜査一課刑事の前之園の執念ともいえる“現場百遍”の操作から見えてきたのは、意外な事実。
現代最先端の技術の話をしながら、実は人間の弱さ・醜さ・嫉妬心、等々、人間を描く。

ばらのまち福山ミステリー文学新人賞 第十四回受賞作品—–白木健嗣 『ヘパイストスの侍女』—–

2022年8月、昨年来読んだ本から感想を追加  読後感想へ

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