2023年は、2月例会、劇団昴公演『評決』でスタート。原作は、1980年に出版されたアメリカの小説家バリー・リードのデビュー作「The Verdict」。1982年にポール・ニューマン主演、シドニー・ルメット監督で映画化され、大ヒットした物語。
優秀ながらある事件で嵌められ、弁護士資格も剥奪されそうになったギャルビン。今は落ちぶれ酒浸りの日々を送る。友人が紹介してくれた、出産時の医療事故がもとで植物状態に陥った娘への賠償金の訴え。適当な示談で済まそう、訴え先の病院もそれを望んでいるから、と考えていたが……
植物人間状態の女性を見、あるものを見、裁判で戦うことを敢然と決意。何が彼をそう決意させたのか?
テンポよく展開される弁護士の行動、そして迫真の法廷場面に引きつけられた。評決の行方は???
さて、今後の例会は、4月オペラシアターこんにゃく座公演『森は生きている』、5月無名塾公演『バリモア』(仲代達矢主演)、6月トム・プロジェクト公演『風を打つ』、と楽しみな舞台が続く……
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