京都労演例会案内

4月例会作品は、劇団東演の『獅子の見た夢 ~戦禍に生きた演劇人たち~ 』。築地小劇場開場100周年を記念しての公演。1928(昭和3)年治安維持法改正、社会主義者・共産主義者の一斉検挙・弾圧だけでなく、労農運動や自由主義者の弾圧にも利用され、演劇人たちへの監視・公演中止命令も出されるようになっていく。こうした暗い社会の中で芝居に情熱を傾けていった人達の思い・情熱が、淡々と描かれていた。最後は移動演劇連盟に参加せざるをえず、広島への派遣・上演に命を燃やした桜隊の人々。いい芝居であった。
次の6月例会作品は、劇団前進座公演『人情噺「文七元結」』。歌舞伎教室も含めた、楽しい例会になりそうです。

京都労演に参加し、共に舞台を楽しみましょう!詳細は、観劇のページで!

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